第三部 第十章 褒め上手、褒められ上手

褒め上手になられるとよろしいかと存じます。子供や仕事の部下が喜びますよ。

褒め方として良いといわれている方法は、よく努力したことを褒めることです。相手は、自分の努力を良く見てくれていたのだと感謝し、次回も努力するようになるそうです。

成果だけを褒めると努力を忘る可能性が出てくるそうです。

相手に「あなたはそれが好きである」という暗示を植え付ける言葉も添えてあげてください。そうすれば自分から積極的に取り組むようになるそうです。好きなことをするときは、肩の力が抜けてリラックスして動作に淀みなくなりミスが減ります。

「得意なんだ、上手なんだ」という褒め方だけでは、失敗を恐れる緊張を招くそうです。

褒め言葉は、気持ちが大切です。冷やかし、嫌悪、蔑み、嫉妬を含めてはいけません。

あなたに仕事や勉強のチャンスを与えてくれた人は、目上の方、尊敬している方、両親です。目上の方、尊敬している方、両親には、いつも感謝のお礼を捧げましょう。

仕事や勉強の成果は、できるだけ優しい言葉で正直に報告してください。感謝の一言も添えましょう。報告内容は、順序立てて丁寧に説明することが大切です。発表のリハーサルをしておきましょう。

たとえ仕事や勉強の成果が芳しくなくとも、泣き叫んで取り乱したり、悪口をいったり、人のせいにしてはいけません。チャンスを与えてくれた人に感謝し、楽しく集中できたことを喜び、できたところまでを喜びましょう。

褒められたときは、嬉しいですね。嬉しさを上手に表現しましょう。優しい目つき、笑顔、態度、優しい言葉で嬉しさを表現しましょう。喜び方も練習しておくといいですね。

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(更新日: 2017年03月23日)
幸せ研究室