遺言預かり所は、暗号化された遺言やパソコンのパスワードを安全に預かるサーバです。
はい、暗号技術を利用して情報漏えい対策を実施しています。
利用者のデータ(ユーザ名・パスワード・暗号化遺言・メールアドレス)は、暗号化して保管しています。
大切な遺言は、暗号化されたものだけをお預かりします。
最初に、あなたの名前、パスワードとメールアドレスを登録します。
はい、携帯電話のメールアドレスも使えます。
ただし、携帯電話側で"support@yaruben.sakura.ne.jp"からのメールが迷惑メール扱いにならないようにしてください。
テスト送信機能で確認されることをお勧めします。
以下を預けてください。
(例)
幸せな人生でした。皆さんに感謝します。
さて、私のパソコンのパスワードについて遺言します。
パソコン ユーザ名 xxxxxx パスワード xxxxxxxx
銀行口座 オンラインサービス等のまとめは、暗号ファイル
C:\Documents and Settings\xxxxxxx\My Documents\secret.doc
に保管してあります。
この暗号ファイルのパスワードは、 xxxxxxxx です。
皆、仲良く、幸せにね。
以下の例はオンライン・サービスのユーザ名とパスワードがあるので完全に安全ではありません。
(相応しくない例)
幸せな人生でした。皆さんに感謝します。
全パスワードは、オンライン・サービス(やる勉)のメニュー:ツール/秘密メモにて管理中です。
URL: http://yaruben.sakura.ne.jp/ya
user: granpa@mail.com passwd: xxxyyyzzz
秘密メモ暗号キー: aaabbbccc
秘密メモのバックアップは、PC(user:granpa passwd:012345676)の
C:\Users\granpa\Documents\MyProfile\PrivateBack.txt
パソコン内の暗号化ファイルをUSBメモリにコピーして家族に渡しておくことは安全なよい方法です。 理由は、あなたのもしものときに、「遺言預かり所」から暗号化ファイルのパスワードが家族に届くからです。
預けてはいけない物は、次です。
パソコン内の暗号化ファイルとは、秘密を暗号化して保存したファイルです。
いろいろなツールがありますので、お好みのツールをご利用ください。
ご家族のメールアドレスと名前も登録する必要があります。
はい、その必要があります。
つまり、自分が連絡不能になった数日後に、遺言預かり所から暗号化された遺言(パソコンのパスワードを含むの暗号文)が送付されることを、ご家族にお知らせしてください。
同時に、暗号を復号して元の平文に戻すための暗号鍵文字列もご家族にお知らせしておく必要があります。
家族への通知は毎年一回程度行うことが好ましいでしょう。
(例)
件名: 暗号化遺言の復号用の鍵文字列
本文:
もしも自分が連絡不能になったら、
数日後に遺言預かり所から
暗号化された遺言メールが送付されます。
遺言メールを復号する鍵文字列は、 xxxxxxxx です。
遺言メールには、パソコンのパスワードと
銀行口座 オンラインサービス等のまとめ暗号ファイルの
パスワードが含まれます。
このメールは、大切に保管してください。
以下の例はオンライン・サービスがあるので完全に安全ではありません
(相応しくない例)
件名: 暗号化遺言の復号用の鍵文字列
本文:
もしも自分が連絡不能になった数日後に、
遺言預かり所から暗号化された遺言メールが送付されます。
遺言メールを復号する鍵文字列は、 xxxxxxxx です。
遺言メールには、
銀行口座 オンラインサービス等のパスワードを
暗号化して預けたオンライン・サービス(やる勉)のURLとパスワードが含まれます。
このメールは、大切に保管してください。
安否確認を有効にすると、遺言預かり所は、あなたに定期的にメールを送信します。
ただし、安否確認の初期設定は無効です。
遺言を作成しご家族のメールアドレスを登録したら、安否確認を有効にしてください。
あなたはメールに記載されたURLにアクセスして、元気であることを遺言預かり所へ連絡してください。
遺言預かり所は、あなたの生存を確認できないので、ご家族にあなたの暗号化された遺言を送付します。
あなたが遺言預かり所にログインしたり、そのメニューを選択すると、自動的に安否確認がとれたことになります。
ですから、安否確認メールを送付するスケジュールが自動的に未来に延期されるためです。
ご家族は10人まで登録できます。
あなたの生存を確認できないとき、つまり安否確認メールに一定期間応答しないときです。
この期間は、あなたが自由に設定できます。
ただし、連絡される遺言は暗号化された遺言です。
まず、ありません。
第一に、遺言の暗号化と復号は、あなたのパソコンのブラウザの中で実行されます。
このため、遺言預かり所のサーバーが平文の遺言を知ることはできません。
第二に、遺言預かり所は、ユーザ名とパスワードが一致するあなただけとやり取りします。
このため、他人はあなたの遺言を盗むために侵入ことはできません。
第三に、遺言預かり所は、パスワードなどの秘密をhttpsで通信します。
このため、他人はあなたの秘密を盗聴することはできません。
第四に、遺言預かり所では、暗号化された遺言だけを預かります。
ですから、たとえ暗号化された遺言が漏洩しても鍵がないと復号できません。
第五に、あなたの安否を確認できない時に、遺言預かり所はご家族にあなたの暗号化された遺言を送付するだけです。
このため、このため他人は平文の遺言を知ることはできません。
第六に、遺言預かり所は、あなたユーザ名・パスワード・暗号化された遺言・メールアドレスを、さらに暗号化して保管しています。
ですから、たとえ暗号化されたデータが漏洩しても鍵がないと復号できません。
はい、必ずご家族に暗号化された遺言の鍵をお知らせしておいてください。
この鍵がないとご家族は遺言を復号して元の平文に戻すことができません。
いいえ、あなたが生きているうちにこのシステムにログインして暗号化した遺言を読める者は、あなただけです。
あなたのご家族はこのシステムへのログインするパスワードを知らないため、遺言が読まれる心配はありません。
遺言預かり所から、定期的に安否確認メールを送信します。
安否確認メールの周期はあなたが自由に設定できます。
あなたがメールに記入されたURLにアクセスすると、遺言預かり所はあなたの生存を確認したことになります。
はい、二つのメールアドレスを登録できます。
メインのメールアドレスでまず安否確認をします。
メインのメールアドレスで確認できないとき、さらにサブのメールアドレスでも安否確認をします。
長期旅行に出かけられるときは、安否確認メールの周期を旅行期間に変更しましょう。
その場合は、安否確認機能で復活を選択してください。
また遺言の内容を変更されることも検討してください。
暗号化の鍵(パスワード文字列)は、最低でも8文字、できるだけ長く指定してください。
ただし、暗号化の鍵の最大長は、32文字です。
暗号化の鍵をご家族以外に知らせてはいけません。
遺言預かり所から暗号化の鍵を尋ねることは決してありません。
AES暗号を利用しています。
暗号化の鍵長は、256bitです。
遺言の保存画面のページソースコードを確認していただくことで確認できます。
遺言の保存画面で暗号鍵を指定して復号を指示すると元の平文に戻すことができます。
httpsは、SSLという技術であなたのウェブブラウザと遺言預かり所の間の通信を暗号化します。
つまりあなたの秘密を遺言預かり所まで安全に届けるためにhttpsを用いています。
いいえ、暗号化遺言をさらにもう一度暗号化して保存するため中身を見ても内容がわかりません。
さらに、ユーザ名・パスワード・メールアドレスも暗号化されて保存されるため内容がわかりません。
暗号鍵がないと遺言を復号して元の平文に戻すことができません。
つまり遺言を復号するためには暗号鍵が必要です。
あなたとご家族のメールアドレスと名前は、外部に漏洩しないよう暗号化して保管しています。
遺言預かり所は、あなたとご家族のメールアドレスを遺言預かり所の運営にのみ利用し、他の用途には使いません。
ただし、電子メールを使うどのシステムにも共通する事項があります。
遺言預かり所から利用者とご家族へ電子メールを送信するときにメールアドレスと名前を使用していますので、
途中の電子メールサーバがメールアドレスと名前を保管する可能性があります。
遺言預かり所は無償のサービスであるため、預かった暗号遺言を紛失しないという保障はできません。
ただし遺言預かり所のサーバは、一般的なレンタルサーバを利用して運用されております。
そのためデータの紛失事故は、まず発生しないと考えています。
念のため、紛失に備えて元の平文の遺言はあなた自身で保管しなければいけません。
遺言預かり所に預けた遺言は、少なくとも日本国の法律では有効な遺言として認められません。
理由は本人が預けた遺言であることを法律で定めた手続きで証明していないからです。
サイバー攻撃から防御するため、遺言預かり所は、ログイン前にCAPTCHAを利用しています。
このため面倒と感じることがあるでしょう。
解決策として、登録済みユーザのためにクイックログインリンクが用意されています。
クイックログインリンクでは、パスワードのみでログインできます。