iPhone の Siri と練習
英語の発音 メモ

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iPhone には、 Siri という音声入力機能があります。これを使って自分の発音を、良くすることができます。

Siri を使う準備として、 iPhoneのソフトウェア・キーボート設定で、 英語キーボードを導入し有効にしておき、ディクテーションも有効にしておきます。

発音練習は、ノートで行います。文字入力で、英語キーボードを選択して、さらに、マイク・マークをタップして、音声入力になります。一文ずつ、話していきます。

以下、日本人の私が、練習して、発音が下手だったところを、メモした物です。私の発音は、Siriからすると、とてつもなく下手くそで、恐ろしく訛っています。私はSiriに意図した英語を、うまく聞き取ってもらえません。以下の「私の声」は、私が話したつもりの英文です。この英文は正確なものです。発音記号も正しいものを記入してあります。「Siriの耳」は、私の訛った英語が、英語ネィティブ話者にどう聞こえたかを示しています。ここの発音記号は、相手がどう聞き取ったかの音で、私の訛った英語の音です。

ところで、英語の聞き取り教材CDで早口で私が聞き取れないところでも、Siriは正確に聞き取ります。こういうところもメモしていきます。

fell
私の声 I fell down the steps.[fɛl]
Siriの耳I went down the steps.[wɛnt]
Siriの耳I've been down the steps.[v] [bɪn]
私の声 fell[fɛl]
Siriの耳fed[fɛd]
Siriの耳fit[fɪt]

"fell" [fɛl]の[f](強い無声唇歯摩擦音)は、 文の途中では、難しいです。 そして、単語の最後の[l](有声歯茎側面接近音)が最高難度です。

it など
私の声 Did you sprain it badly.[spreɪn] [ɪt] [bædli]
Siriの耳Did you spring by tree.[sprɪŋ] [ɪt] [baɪ] [tri]

"sprain" [spreɪn]の最後の[n](歯茎鼻音)が難しいです。 また次の"it"と続けて発音するはずです。"badly"[bædli]の[ædli]も不正確です。

"-n it" と "ing"
私の声 sprain it[spreɪn] [ɪt]
Siriの耳spraying[spreɪŋ]
"it" と "eat"
私の声 it[ɪt]
Siriの耳eat[it]

[ɪ]と[i]の違いは、難しいです。

"-dly"
私の声 badly[bædli]
Siriの耳bad to be[bæd] [tə] [bi]

[dli]も、難しいです。

"problem" と "program"
私の声 What's the problem?[ðə] [pr'ɑbləm]
Siriの耳What's the program?[próʊgræm]
Siriの耳What's up bro been?[ʌp] [broʊ][bɪn]

[bləm]もまた、難しい。「プロブレム」ではなく、「プラブルム」というとSiriは聞き取るようです。[ə]を「ウ」に近いということらしいです。

"terrible" と "table"
私の声 I have a terrible toothache.[t'ɛrəbəl] [túθeɪk]
Siriの耳I have a table to seek.[téɪbəl] [tə] [sik]

"terrible"もまた、難しい。「テリブル」ではなく、「テルブル」というとSiriは聞き取るようです。[ə]を「ウ」に近いということらしいです。 "toothache"は、[ú]を口をすぼめとがらせて、強く「ウ」、[θ]も正確に発音しないといけません。

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原案:JenniferESL

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