Q1.
高校の英語の教科書の単語数の傾向について
A1.
教科書により二倍弱のばらつきがあります。
中身の薄い教科書と中身の濃い教科書とでは、
三年間で学ぶ単語数に約1,400語から約2,300語の幅があります。
Q2.
高校の英語の教科書だけで、大学入試センター試験の準備に適切ですか。
A2.
やる勉の調査では、過去7年間に出た
センター試験の単語数をまとめると、約3,200語でした。
また一回のセンター試験の英語問題では、ユニーク単語数は、約1,000-1,500語でした。
大学進学を目指す進学校であれば、中身の濃い教科書を利用していると思われます。
この場合高校で学ぶ約2,300語の単語と中学で学んだ約1,100語の単語で合計約3,400語の語彙力となります。
ただし、センター試験の英単語を分析した結果(詳細は
こちら)、
センター試験だけに出てくる単語が約1000語あります。
やる勉では、
センター試験に出た英単語を用意しています。
また、センター試験の問題は例年同じパターンで出題されるので、
過去問題を数回解いておくことは大切です。
Q3.
高校の英語の教科書だけで、難関大学の準備に適切ですか。
A3.
一種類の教科書だけでは力不足です。
難関大学の英語入試問題について、やる勉ではまだ未調査ですが、
センター試験の英語より難しいことは確実なため、
教科書に加えて何らかの追加の勉強(受験勉強)をしてください。
具体的には、総単語数を約5,000語まで引き上げることが望ましいでしょう。
上記表の最後の行「結合」にあるように色々な教科書の単語を集めると5,000語以上になります。
つまり、他の高校の教科書を勉強してみることも検討の価値があります。
また、受験する大学の過去問題を解いておくことは当然必要です。
やる勉では、5000語単語集として
高校 英単語1年
(1352 語)、
高校 英単語2年
(3251 語、1年の復習も含みます)、
高校 英単語3年
(4973 語、(1,2年の復習も含みます)
を用意しています。
Q4.
TOEIC、英検やTOEFLではどのぐらいの単語力が必要ですか。
A4.
やる勉ではまだ未調査ですが、他のサイト
TOEICスコアと単語力の相関
TOEICの単語数
TOEICの必修英単語とTOEFLの必修英単語ではどちらの方が難しい
等の情報をご参考にしてください。
さらに上のレベルを目指すのであれば、8,000語、10,000語、20,000語が必要と言われております。
Q5.
単語力をつける手っ取り早い方法は、ありますか。
A5.
私の経験の範囲から申し上げると、
手っ取り早い方法は、残念ながら、ございません。
やはり、真剣に集中してどれだけ学習したかということだと思います。
しかしながら、少しでも効率的に学習することが望ましいでしょう。
理系の英語の記事"
単語は出てきた文ごと暗記が能率的"も参考ににしてください。
私が学生だった40年前には無かった新しいツールが今はあります。
それは、パソコン、インターネットと携帯電話=スマホです。
私がやる勉を開発したきっかけは、自分が子供の頃に
- 勉強がもっと楽にできたらよかったなあ
- 便利なツールがあれば成績がきっと良くなったろうなあ
そういう願いがあるからです。
皆さんは、スマホからやる勉を活用して
楽しみながら学習していただければと思います。
やる勉の暗記教材には、
センター試験に出た英単語とセンター英語の問題、
さらに、やる勉に付属している
外国語ノートには、
センター英語の全訳と音声があります。
英語の発音メモや、
Dictationツール
もあります。