2. 子音 | 英語の発音 メモ |
アルファベットの"a, e, i ,o, u (,y)"以外の文字の音が子音です。
動かす物 | 両唇 | 下唇 | 舌先 | 舌背奥 | 咽喉 | |||
当たる所 | 両唇 | 上前歯 | 上下前歯 | 上前歯 裏歯茎 | 上前歯 裏歯茎 後部 | 硬口蓋 | 軟口蓋 | 声門 |
破裂音 | ||||||||
鼻音 |
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摩擦音 |
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接近音 |
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側面 接近音 |
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有声両唇軟口蓋接近音 |
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(この色は、無声音。右側の有声音より強く息を出す。)
(この色は、有声音。左側の無声音より弱く息を出す。)
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英語の子音は、声帯を振動させない無声音だけでなく、声帯を振動させる有声音の子音もあります。 ほとんどの無声音は、有声音と対になっています。 無声音は、息をしっかり出して有声音より強い音にします。 さもないと、相手に正しく伝わらず、対の有声音と間違われてしまいます。 強い無声音により、日本語に較べて英語は、シュシュと息の音がよく聞こえます。
英単語では、子音が連続して発音されることもあります。 カタカナをふって英単語を覚えると、どうしても子音と子音の間に母音が入ってしまい、 相手に正しく伝わりません。 カタカナになっている外来語は、本当の英語の発音を確認してください。
英語では、単語が子音で終わることが、アタリマエに起きます。 語尾の子音は、語頭の子音より、弱く発音します。 語尾の子音の後に、日本語のように母音をつけてはいけません。
単語が子音で終わり、次の単語が母音で始まるとき(例: a, an, at, in, on, of, and, or)は、 日本語耳には単語と単語が繋がって聞こえるから、日本語耳のままでは単語の区切りがさっぱり判らなくなります。
単語が子音で終わり、次の単語が子音で始まるとき、 先行する単語の語尾の子音は、さらに弱く曖昧になります。 もし同じ子音なら、語尾の子音が発音されずに次の単語が発音されることもあります。
英語には、息が続く限りずっと出し続けられる子音もあります。
日本語の子音は、「カガキャサザ タダナハバパ マヤラワン」の16個程度ですが、 英語では表にあるように24個あります。 英語には、日本語とほぼ同じ子音もありますが、まったく違う子音もあります。 日本語耳では、英語の子音24個を、近い音の日本語の子音16個のいずれかで聞いてしまうことになります。 日本語耳のままでは、正しく聞き取ることは不可能です。 日本語舌のままの英語では、日本語の子音16個だけで発音しますから、 相手に正しく伝えることは不可能になります。 できるだけ正確な音を聞き、正確な発音で真似する練習をしてください。